いきなり散歩の域を出てしまうかもしれない(笑)。「ゾーン」として打ち出しているので、勘のいい人は気づいたかもしれないが、単純に回るだけで2時間弱とかなり広い範囲だ。この界隈は、昔、寺町・花町として栄えたエリア。古い建築物や雰囲気ある路地が楽しめる。国の重要文化財に指定されている「水戸八幡宮」をはじめ、「祇園寺」、あじさいで有名な「保和苑」、「桂岸寺」、「回天神社」、前方後円墳の「愛宕山古墳」、「愛宕神社」、「光台寺」etc…と神社仏閣を巡りながら、歴史のロマンに引き込まれることうけあい(ただし、ロマンチックな気分にはならないので、注意が必要!)。那珂川沿いの台地ということもあり、場所によっては見晴しの良い風景も楽しめる。
見どころは桂岸寺仁王門、八幡宮、曝井周辺。観光スポット巡りというよりは、住宅とスポットのあいまいな境界具合とか、雰囲気を楽しむのくらいがいい。
小腹が空いたら、蕎麦の銘店「みかわ」をはじめ、うなぎの品川屋、じゃんがららぁめんやスタミナラーメンの松五郎などがオススメ。夕刻なら、知る人ぞ知るガムボールバーやカジュアルなブッチャーズR、かみ水戸ホルモンなどで一杯やるのもオツな楽しみ方だ。何にもない暖かい休日に、ぶらりとハーフディトリップにでかけてみては。
写真キャプション/メイン:桂岸寺仁王門。ロマンチックゾーンの顔的建造物。 1.曝井を望む坂道。近辺には雰囲気の良い坂道も多い。 2.人気の八幡宮。頻繁に祭事も行われ、訪れる人も多い。 3.前方後円墳の上に建つ愛宕神社。 4.新しく桂岸寺内にお目見えした“ぴんころ地蔵”。
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