特集|水戸散歩スポット02

江戸(水戸)街道の終着点 備前堀周辺エリア

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 水戸駅南口から国道6号に向ってしばらく歩くと、そこはかつての水戸の下町エリア。下市と呼ばれる風情ある界隈だ。そのシンボル的存在である「備前堀」は、慶長15年(1610年)徳川頼房公の命により伊奈備前守忠次らによって農業用水、また千波沼の氾濫対策として造られた用水堀。平成3年に現在の姿に改修され、県外から訪れる観光客も多い。柳立ち並ぶ堀端は歩道が整備され、散歩スポットとしても人気だ。
 江戸(水戸)街道の起点でもあるこのエリアは、商工業の街として発展してきた。以前マピナビでも取り上げた染物工房をはじめ、酒や納豆、味噌などの工場が今もなお操業し、その雰囲気を今に伝える。また、商業にまつわる神社仏閣が多いのも下市ならではだ。
 道端には、旧町名と由緒が刻まれた石碑が数多く存在する。これを探しながらのぶらり散歩がなかなか楽しい。史跡、そこにまつわる物語、そしてこれらを保存しようと尽力した人々の歴史が刻まれた街の風情。それは、複雑にからみ合い、散歩スポットとしては贅沢なくらい奥行きのあるエリアとなっている。
 ハミングロード513や本町商店街まで足をのばせば、古き良き時代の商いの現場を垣間見れる。こだわりのお土産を探すのもなかなか。うなぎの東條やだんごの伊勢屋など老舗銘店も数多いので、テーマを決めて巡るのも楽しいかも。

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写真キャプション/メイン:新緑の季節にはより一層美しさを増す柳並木。1.市杵姫神社。端正な佇まいが備前堀らしい。2.裡一町児童公園でほっと一息。3.エリア内に点在する旧町名碑。5.きれいに整備されたハミングロード513。

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周辺詳細マップ
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